2024年7月12日

日本の夏

新しいセラミック素材について

たかのはし歯科クリニックの鷹觜です。

 

前回のブログアップからかなり間が空いてしまいました

気付いたらもう今年も終わろうとしてます。

今年の冬は特に寒いような気がしますがこれは私だけなのでしょうか?

 

今日は当医院で新たに導入致しました新しいセラミック素材について

ご紹介いたします。

通常のセラミッククラウンではまず内部を金属で作製した後に

歯科技工士が手作業で 粉と水で練った陶素材(セラミック)を

筆で盛り足し形と色をフルオーダーメイドで作製した後に

高温で焼いて完成いたします。

この作業を簡略化したものがオールセラミックです。

この方法では、溶かしたセラミック素材を技工士が作製した

鋳型に流し込みその後に磨いて完成となります(大まかなご説明です)。

 

技工作業の簡略化により治療費用を抑える事が可能になりました。

通常のセラミッククラウンで1本¥84,000

オールセラミッククラウンで1本¥63,000

ハイブリッドセラミック(セラミックとプラスティックの複合素材)で1本¥42,000

となります。

 

それぞれの違いはセラミッククラウンは全て手作業ですので

本物の歯と違いが解らない程リアルに作製が可能です。

オールセラミックでは何種類かの色の材料の中から選んで作製致しますので

患者さんの元々の歯の色によっては(先端と根元の色が異なったいたり

あるいは先端の透明感が強かったりする場合)作製したものが

人工的に見えてしまう事があります。

ハイブリッドセラミックは、セラミックにプラスティックを混ぜたものですので

年月が経つと光沢が無くなったり、擦り減って内部の金属が見えてくる事が

御座います。(最近になって解ってきた事実です)

セラミック・オールセラミックはどちらも同じセラミック素材ですので

色はもちろん光沢の変化や擦り減ったりといった事無く安定した素材です。

 

下の写真の左から3番目の銀歯の見た目が気になってしまう

という患者さんのご要望により、この銀歯を取り外しました

SBSH0514_01.JPG

 

その後にオールセラミックを装着した状態が下の写真です。

SBSH0493.JPG

今回の患者さんの場合、元々の歯の色がそれ程複雑ではなかったので

あまり作り物っぽい感じにはならずに作製出来ました。

 

この様に日進月歩で新素材や治療法が開発されておりますので、

患者さんの為になる様な方法は(中には経営の安定化の為とか、勝ち組に

成る為といった売り込みの物も残念ながら実在致します)

積極的に導入してゆく様に致します。

 

たかのはし歯科クリニックの昨日、日曜日のかたづけMUSICですが、

ATARI TEENAGE RIOT の IS THIS HYPERREAL?

2010年末に久々にリリースされたアルバムです。

いわゆるインダストリアル系クラブサウンドとでもいうのでしょうか?

(あまりジャンル分けには拘っていないので違っているかも知れません)

1曲目の「ACTIVATE!」でもうあげあげ間違いなしの 彼らの傑作です。

あ、解りやすくご説明するとRAGE AGAINST THE MACHINEを

クラブ系にした感じです。

 

では、これが今年最後のブログとなります。

来年が皆さんにとって良い年となりますように。

 

投稿日:2011年12月26日  カテゴリー:審美治療

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