たかのはし歯科クリニックの鷹觜です。

気がつくと前回のブログから大分間が空いてしまっていました。

と、いう事で　今回は２回分の内容をご紹介致します。

では、早速本題に移ります。

 

まず、下の写真ですが　このケースは左下の２本の歯が

ない場合の状態ですが、今回注目していただきたいのは

歯肉の色です。

奥の２本がない状態で手前の２本の歯にスマイルデンチャーを

かけるのですが歯の付け根付近の歯肉が黒く変色しているのが

お分かりいただけますでしょうか？

この部分にスマイルデンチャーを装着したのが下の写真です。

角度が微妙に違ってしまっているのでお分かりになりにくいかも

知れませんが、変色した歯肉が綺麗なピンク色の

スマイルデンチャーで覆われて　隠れてしまっています。

この様にスマイルデンチャーは針金が無い、あるいは　隙間が無い

といった利点に加えて　歯ぐきや　露出してしまった歯の根の

部分を覆い隠してしまうという利点もあります。

 

ちなみにスマイルデンチャーをかけている　手前の２本の歯は

当医院で作製致しましたセラミック・クラウン（セラミック製の差し歯）

です。　こちらも本物の歯と見分けが付かない位の　

自然な仕上がりになっているのがお分かりいただけますでしょうか？

 

では、今度は次の話題に移ります。

最近　恐らく偶然と思いますが　歯ぎしりが原因と思われる

症状で治療を受けられた患者さんが続けていらっしゃったので

その事についてお話致します。

具体的には　朝起きると顎が痛い、偏頭痛がある、

歯槽膿漏以外の原因で噛むと痛い、あるいは場合によっては

歯がしみる、といった症状です。

この様な方で歯が擦り減っていたり　ご家族から寝ている時に

歯ぎしりをしていると　ご指摘を受けた事がある方は

歯ぎしりを疑って　当医院では　夜寝る時に装着していただく

マウスピースを作製して　症状の改善を得ております。

下の写真が　そのマウスピースになります。

シリコンラバー製の弾力のあるマウスピースを　噛み合わせの調整を

行ったうえで装着していただく事により

歯ぎしりをした時の　強い力の刺激から　歯や歯周組織を

守ることができます。

本当は歯ぎしり自体を止められたら　一番良いのですが

これは無意識に行ってしまうことなので、この様に

してしまった時に守る、と　いう治療法になります。

歯ぎしりの原因は　日中のストレスが主な（唯一との説もあります）

原因ですのでそれが無くなれば良いのですが

現代社会でお仕事などもされたり　生活している以上

ストレスのない生活の実現は現実的には難しいのではないでしょうか？

ちなみに　このマウスピースは健康保険の治療の範囲です。

患者さんの一部負担金は５０００円程度となります。

 

以上、久しぶりのアップでしたので　普段の倍の内容となりましたが

読みにくくはなかったでしょうか？

 

今日は祝日で休診日でしたので、片づけMUSIC　の替わりに

昨晩のお休みMUSIC とさせていただきます。

普段　家にいる時は常にどこにいても音楽をかけて生活しているのですが

眠る時も同じで　おやすみCDをかけてタイマーで止まる様にして

いつも寝ております。

昨晩は　LED ZEPPELIN　の　LED ZEPPELIN　Ⅳ　’７１のアルバムです。

かの有名な天国への階段が収録されているアルバムですが

実はこのアルバムが一番良く寝つけるんです。

退屈なアルバムという意味ではありません　じっくり聴きこんでも

全く飽きないロックでサイケなサウンドで　ロック史上の最高傑作の１つに

数えられるアルバムと思います。

大学時代から　これを流しながら眠ると　本当に熟睡出来ます。

でも、決して万人向けの　お休みCDでは無いと・・思います。

ただ、音楽としては是非お勧めです。　僕と同じかもう少し上の世代の方は

良くご存じのバンドと思いますが、若い方でご存じない方は

是非　この本物のロックを体験していただきたいものです。

 

では、１２月は私用が立て込んでおりますので

次回のアップはもしかしたら　年明け１月となってしまうかもしれませんが

なるべく頑張ってアップしようと思います。

 

たかのはし歯科クリニック　鷹觜智嗣

 

投稿日：2010年11月23日  カテゴリー：スマイルデンチャー, 治療法のご紹介