レジン処置
たかのはし歯科クリニックの鷹觜です。
明けましておめでとうございます
新年の診療が始まって最初の週が終わろうとしておりますが
お正月に太った分が まだ元に戻りません。
今日は保険で出来る処置で
最近特に意識して行っているものをご紹介いたします
下の写真の歯はおそらくお子さんの時に
予防のためにシーラントという処置を行って
溝をふさいだ様ですが
何年かたった後に予防のために詰めた樹脂の下で虫歯が
広がっている状態に良く遭遇します。
上の写真の状態だと虫歯は細い線にしか見えませんが
実際に虫歯を除去すると下の写真の様に
中で広がっています
この場合隣の歯の様に金属で詰め物をする方法も
あるのですが、そもそも金属で詰め物を作る場合は
型をとったり 堅い金属をはめる為に凸凹の無いように
する目的で虫歯で無い部分も削らざるをえません。
ところが最近では歯に詰める樹脂や樹脂と歯を接着させる
為の材料が日進月歩で進歩しておりますので
詰めるものの性質に合わせて歯を無駄に削る必要が
無くなってきました。
下の写真がレジンという樹脂を詰めた後の状態です
この治療法の最大の利点はやはり
虫歯の部分だけを削って出来るということにあります。
今回の例はまだ 小さい方ですのでもっと大きな虫歯でも
このレジン修復でじゅうぶん対応しております。
場合によっては保険治療ですと金属を使わざるを得ない場合も
ありますが
使用する材料の(金属)の為に 健康な歯の部分を削り取ってしまうのは
本末転倒な気がしてなりませんので
最近は可能な限り 虫歯の治療はレジン修復で行っております。
この様に保険治療でも審美的に良く、また必要最小限の
歯のロスで出来るものもあります。
保険外のハイブリットダイレクト法との違いは
やはり材料としてはハイブリットの方が堅く
擦り減ったり変色したりとかがない部分が優れております。
あとは完成時点での美しさもハイブリットの方が上になります。
ただ、今回は保険でもここまで出来ますということを
ご紹介いたしました。
さて、たかのはし歯科クリニック今日の片づけMusicは
Sweetboxの Jade ’02年のアルバムです
ドイツ人プロデューサーのGEOと アメリカ生まれのフィリピン人Jade からなる
このSweetbox と言えば クラシックとポップを融合させたジャンルの
先駆けとなった存在ですが
このアルバムはクラシック色はかなり薄く
アルバムタイトルを シンガーの名前にしてあるあたりから
新しい方向への転換期~Jadeのソロ活動開始の予告版
という意味があったのかもしれません。
個人的には Sweetboxの中では このアルバムと
あと この同じアルバムの曲をアコースティックでプレイしている
シルバーエディションが ベストだと思っておりますが
クラシック調ポップが好きというファンには 不評だったようです。
では次こそはあまり間を空けずにUPしてゆこうと思います
実はネタも用意してあります。 皆さんのお役に立てばよいのですが。
あ、あと今日から院長室のギターを 自宅にあったものと
入れ替えたので 昼休みの楽しみも気分一新いたしました。
たかのはし